海外向け通販「越境EC」を行う上で、ぜひ導入しておきたいおすすめの決済をご紹介します。
■ とりあえず「PayPal(ペイパル)」を導入で間違い無し
何度か当ブログでも名前が登場している「PayPal(ペイパル)」。
海外向けにオンラインショップを始めるにあたり、どの決済を導入すればよいか分からない場合には、とりあえずこのPayPalを選んでおけばほぼ間違いは無いです。
■ 世界ではかなり有名: 日本では現在でもあまり聞き慣れていないのですが、世界でユーザー数は2億5000万人以上、1800万以上の店舗で利用されている、安心でかんたんなオンライン決済サービスです |
■ メールで簡単決済依頼: WEB上から必要事項を入力してメールで簡単に決済依頼が行える「請求書ツール」を利用可能 |
■ 相手国の言語に対応: 請求書の言語も相手国に合わせた内容で通知が送信されます |
■ 導入費用は一切無料: アカウント開設費、初期費用、月額手数料は一切無料なので、手軽にスタートでできます |
■ 分かり易い手数料設定: 手数料は2.9%+40円~と、支払いの受け取り1件あたりの手数料はごくわずかで、受け取りが発生しない場合はコストは一切かかりません |
■ 海外通貨にも対応: 外貨での受け取りや、複数通貨の設定も可能 |
上記のように、決済取引が完了してはじめて手数料が発生するので、導入しておいても無駄な費用の心配をせずに済みます。
また、中国人向けのデビットカード決済「銀聯(ぎんれん・China UnionPay)」も利用可能なため、中国本土向け通販にも対応出来ます。
■ クレジットカード決済
オンライン上で最も簡単に世界中から支払いを受け取る事が可能なのは「クレジットカード決済」以外には無いのではないでしょうか!
海外向けクレジットカード決済導入についての詳細は海外発行のクレジットカードにも対応出来る決済代行サービスの記事でご紹介しています。
■ Alipayと銀聯を個別導入
PayPalでは何もしなくても銀聯(ぎんれん・China UnionPay)に対応させる事は可能ですが、PayPalを導入せず、上記のクレジットカード決済と組み合わせて、銀聯の他にもAlipay(アリペイ・支付宝)を個別導入する方法もあります。
中国本土ではクレジットカードを持てない人も多いようで、その代わりとして銀聯やAlipayが多く使われているため、特に中国本土向けの通販を強化したい場合には必須の決済方法です。
■ 楽天ペイ
楽天ペイの決済画面が日本語のみとなっているので、英語での説明ページなどを用意する必要はありますが、海外から楽天ペイで支払われた場合でも、チャージバック補償サービスが適応されるため、また、世界からの楽天市場利用者も実際に多く、楽天ポイントが使えて、貯まるというメリットもあるため、海外向けにも楽天ペイ導入を検討してみるのもおすすめです。
楽天ペイについての詳細は楽天ポイントが使えて、貯まる「楽天ペイ(オンライン決済)」導入のメリットの記事でご紹介しています。
[多決済を一括導入できる有名な決済代行会社]
・SBペイメントサービス(旧:ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社)
・GMOペイメントゲートウェイ
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