2021年1月1日以降、海外宛ての荷物に対し「通関電子データ送信」が義務化され、国際郵便マイページサービス上で、必ずEMSラベルの印刷が必要となっており、その「お届け先」の入力方法についてご紹介。
最低限入力・選択が必要な「必須項目」について
EMSラベルの宛先印刷を行う際、以下の項目は最低限入力・選択が必要な「必須項目」となっています。
*「お名前」「会社名」のいずれか必須
(宛名の性別が不明の場合「敬称」は無しでも可)
*国名
*住所2
*住所3
住所(1・2・3)の区切り方が分からない場合は?
国際郵便マイページサービス上の入力項目である、住所1・住所2・住所3については、各入力例が以下のように記載されています。
住所1(部屋番号、マンション名)
例:#123 Central Apartment
住所2(○番-○号 町名, ○丁目)
例:25-15 M.G.Peterson Ave
住所3(区市町村名)
例:Long Island City
ただ、例えば海外から注文を受けた際、お客が入力している住所を「どこで区切れば良いか?」分からない場合もよくあります。
そんな時に「区切り部分」を簡単に確認出来る方法があるのですが、一般的に英語表記で住所を入力する場合、お客は以下の様に「,(カンマ)」で区切って入力する事が多く、それを目安に「住所1・住所2・住所3」へ振り分けて入力すれば、通常は問題なく荷物は届きます。
#123 Central Apartment, 25-15 M.G.Peterson Ave, Long Island City
また、各「住所1・住所2・住所3」の入力例では、「建物名・番地など・区市町村名」となっていますが、特に入力例通りに入力する必要は無いため、個々の判断で振り分けて入力すれば(例:建物名と番地・区・市)、通常は全く問題はありません。
※住所入力の順番は、英語表記の書き方通りである必要があります。
「電話番号」と「メールアドレス」が分かれば「必ず入力」する!
お届け先の「ご連絡先電話番号」と「メールアドレス」については、特に「必須項目」となっていないのですが、「メールアドレス」を入力しておく事で、荷物を発送した後の「各経過状況に関する通知」が、相手側に自動でメール配信されるため、今「荷物がどんな状態にあるのか?」をすぐに確認する事が出来ます。
また、「ご連絡先電話番号」についても、仮にお届け先住所の入力に「不備や漏れ」があった場合、配達員が事前に電話連絡を取ってくれる事もあるため、「電話番号」と「メールアドレス」が分かる場合には、「必ず入力」する事をおすすめします。
※お届け先の国・地域によっては、配送情報を取得出来ない場合もあり、また、配達員が必ず電話連絡を取ってもらえるかも確実ではありません。
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